• テキストサイズ

僕の視線の先に

第13章 聖なる夜に





「明日、何着ようかなぁ~。」


私は、クローゼットを眺めていた。



こないだ選んでもらったコート。
早く着たいなぁ。
ユウスケと会う時に着よう、って
決めてたから。
ミルク色のダッフルコート。



ふと、窓の外が気になった。
カーディガンを羽織り、ベランダに出た。



雪が、踊り降りるかのように、
次々と、夜空から降りている。
マンションの下の道は、
うっすらと積もり始めた。







ガタッ…バタン。





あ、パパだ。




「ただいま、ナナミ。だいぶ降ってるなぁ。」



コートの肩が少し濡れていた。



「お風呂温まってるよ?入ってきて。」


「うん、ありがとう。」








思ったより早く帰って来てくれたパパ。
部屋の中が、一気に温かくなった。








「ナナミ、明日のクリスマスはどうしているんだ?ユウスケ君と会えるのか?」




お風呂から出てきたパパの濡れた髪。
Tシャツ姿に短パン。
さっきまでのスーツ姿から、
一気に雰囲気が変わる。
学生の頃から、あらゆる球技をやっていて、
今でも、サッカーやバレーボールを
やっている。
40になったばかりだけど、
他の同年代の人と比べたら、
やはり若いなぁ、って思う。




「実はね…」





パパのお夕飯に付き合いながら、
今日の出来事を話した。






/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp