第13章 聖なる夜に
「ユウスケ、お風呂入っちゃえよ。」
先にお風呂に入ったコウジさんが
バスタオルをかぶって、出てきた。
コウジさんの家は、一軒家。
とても広い。
今は、豆シバのカンタと暮らしている。
湯船に浸かり、天井を見上げた。
「明日、電車動くかな。」
幸い、さほど雪が積もってはいないから、
晴れてさえくれれば、動くだろう。
ふと、女性用のシャンプーがあった。
コウジさんの彼女?
そりゃそうだよな。
もう、26になる。
早ければ、子供だっている年齢だし。
「どんな人だろう。」
お風呂から出たら、色々聞いてみるか。
バスルームの窓を開けてみた。
雪は止んでいる。
「あ、月だ。」
明日は、東京に行ける。
思わず、にやけてしまった。
「おーい、ユウスケ!飯にするから、早く出てこいよ。」
コウジさんは、料理も出来るのか。
大人の男だな。