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僕の視線の先に

第13章 聖なる夜に




僕は今迷っている。
ずっと迷っていた。



あれから2週間、ナナミと話していない。


LINEは既読が付いたけど、
返事はない。





「え、東京!?」



僕は、父さんに聞いてみた。




「どうやって行くか…って。お前、遠いぞ?」



「わかってるけど…」





まぁ、行き方はスマホで調べられるけど。
しかし、クリスマスは明後日だ。
明日は終業式だし、雪は降り続いてるし
電車が通常に動いているうちに、
東京に出たい。





「でも、ユウスケ。東京に行って、どこに泊まるの?」



母さんに聞かれ、僕はハッとした。
そうだ。
どうしよう。




「品川にいる、朋子おばちゃんち、行けば?頼んでみようか?」




朋子おばさんは、母さんのお姉さんで、
東京の品川に住んでいる。
大きなビルがたくさんあって、
箱根駅伝で、通る地域、ぐらいしか
知らない。




「…で、ナナミちゃんに会いに行くんだろ?」





父さんと母さんは、
何か言いたげに僕を見た。




「…朋子おばさんに頼んで下さい。」




僕は、簡単に荷物をまとめる事にした。







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