• テキストサイズ

僕の視線の先に

第13章 聖なる夜に





「ん~。女心だよねぇ。きっとさ、ナナミ。ユウスケの側にいたいんだよ。」




カナはケーキをひとくちで食べた。
デカイ口だな…。



「大学に行っても会えるよ。」



「そうだよなぁ。」




カナは、僕達を睨んだ。





「これだから、男は。」




「ユウスケはさ。これから、漫画家のアシスタントで、ほぼ、住み込みなんでしょ。で、芝居サークルの活動もある。どっちも、時間に不規則じゃん。ナナミが行こうとしてる、家政科も、課題山程出されるみたいよ?」



まぁ、それは仕方ないだろ。
僕とケイタは思った。



「6年間片思いしてさ。一度振られてさ。ようやく付き合い始めたのに、遠距離でさ。そんで、私が側にいるんだよ~?いやぁ、心配になるし、もう、すぐにでも帰って来たいだろうねぇ。」






カナは、以前のカナに、
すっかり戻っていた。
女代表、とでも、思う位、
女心を語った。




まぁ…確かに。
さみしい思いをさせてると思うよ。
こっちに帰って来たら、
大事に付き合って行こう、と思っている。
それは本当だ。
でも、カナが言うように、
時間がすれ違いになる可能性はある。




「まぁ、まだナナミの本当の考えがわからないんだしね。もうすぐクリスマスでしょ?
こっちに来るんでしょ?」



ナナミが怒ったままでなければね…。




相変わらず、LINEは既読つかず。




/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp