第11章 晩秋
「夕御飯食べてかない?ナナミちゃん。」
母さんはご機嫌だ。
「え、いいんですか?じゃあ、お手伝いしてもいいですか?」
そして、僕をほったらかしにして
ナナミは、母さんと楽しそうにしてる。
あれから、稽古は終了にして、
解散になった、と言うより
みんなが気を利かせてくれたのか、
みんながみんな、用事がある、と言い、
帰って行った。
仕方ないから、ひとまず
家に連れてきてしまった。
まだ僕の告白の返事聞いてないんだけど。
「ユウスケ君~、お皿取って~。」
自分で取れ!
僕は脚本の見直しを始めた。
まだ僕を呼びつけている。