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僕の視線の先に
第20章 僕達の旅立ち。
扉を通りすぎると、たくさんの拍手で
迎えられた。
後列に、2年生達。稲葉の顔も見えた。
いや、わかるように乗り出していた。
その場にミカがいたら、手を振ってくる
だろうな。
フッ。
思わず、笑ってしまった。
『何笑ってんだよ、代表だろ、しっかりやれよ?』
え?
耳元を風がかすめた。
ケイタか。
空耳でもいいよ。
僕に話し掛けてくれよ。
僕は、ケイタをしっかり抱きしめ、卒業生の席の先頭に座った。
卒業式が始まった。
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