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僕の視線の先に

第19章 僕達の明日





「広くて、日当たりも風通しもいいし、駅から近いし、近くに商店街あるし、素敵な部屋だね。」


今日は、僕の引っ越しの日だ。
実家の荷物は、そのままにしておく事にした。しかし、生活は、今日から、この部屋で始める。朝から、ナナと、掃除をしながら、到着する家電などを待っている。




ナナが一足先に卒業式を終えて、こっちに戻って来た。正確には、迎えに行ってきた。



「クラスのみんな、ユウスケ見て、田舎にいるのもったいない!って。」


「え…?どういう意味?」


「褒め言葉だよー。イケメンだって。」



あー、どうも…
だから、みんなジロジロ見てたのか。
女子高の卒業式に、彼女を迎えに行く、なんて、考えてもいなかったよ。
これは、藤守先生の案だった。


挨拶に行ったあの日、帰り際に、


「花本君、明日から、来れる?」


藤守先生が、玄関先まで出てきた。

卒業式まで、まだ日にちはあるし、引っ越しと言っても、徐々に揃えて行けばいいし引っ越しは、ナナの卒業式が終わってからだ。

毎日はまだ無理だが、卒業式終わるまでは、行ける時に行く、と言う感じになった。




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