第18章 愛の歌
翔「の、飲んだの…?」
「うん」
翔「や、やだ…汚いよ…」
両手で顔を覆う翔くんの額にそっとキスをする。
「汚くなんかないよ。翔くんのだもん」
翔「………ばか…」
「可愛かったよ」
翔「………すけべ」
「これからもっとすけべな事するんだからね?」
翔「………う…」
「ふふっ」
そしておいらはゆっくりと翔くんの足を開く。
翔「あ…」
「………今からここ慣らすから…ちょっと痛いかも。出来るだけ力抜いてて?おいらも…ゆっくりやるから」
そっと蕾に触れると…翔くんはゆっくりと頷いた。
「いくよ…?」
そしておいらは…少し白濁の付いた手を指に延ばしながら…その未開拓の蕾に塗り込みながらゆっくりと中指を沈めていった。
翔「うっ、く…」
呻き声を上げながら…シーツを強く握る翔くん。
中はかなり狭くて…固い。指を進める度に中から押し出される様な感覚だった。
侑李だって…こんなにきつくなかったのに…。
これ…しっかり慣らさないと…おいらちぎられるな…。
「翔くん…ゆっくり息吐いて…」
翔「はぁっ…ふぅ…」
「そう…いいよ」
そしてまた指を進めていく。
翔「うぅっっ…」
「ごめんね…我慢して…」
翔「へ、へーきっっ…」
きゅっと閉じていた瞳をぼんやり開きながら…翔くんはおいらを見上げた。
翔「俺…う、嬉しいんだよ…やっと…やっと…智くんと繋がれるんだからっっ…どんなに痛くても…平気…」
息を吐きながら翔くんは優しく微笑んだ。
「翔くん…」
翔「だから…止めないでね…?」
「分かった…」
でも出来るだけ…痛くない様に…。
おいらはゆっくりと翔くんの塊を掴んだ。