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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第10章 デート当日 その1


~部活後~


俺は結局月島と京花ちゃんのことが気になって、あんまり部活に集中出来ず、ミスばっかりだった…。


菅「んじゃ田中!この後頑張れよ!」

縁「聞きたいことあるならちゃんと聞くんだぞ!」

田「わかってる。ちゃんと確かめてくる。じゃあ俺、帰ります!さよなら!」


ちゃんとハッキリさせて俺の初恋を終わらせよう。
中途半端じゃいつまで経っても終わらせることが出来ない。



菅「さーて、月島くん?」

月「うわっ…。」

縁「どういうことか聞かせてもらおうかな?」

月「…わかりましたよ。話しますから、僕の家来てください。」

菅「え?家?別にここで話してくれていいんだぞ?」

月「何というか、話聞いてると疑問に思う部分があると思うので…まぁ歩きながら話しますよ。」

縁「わ、わかった。」



月「えっと、まず聞きたいんですけど…僕たち以外にもう1人見ませんでしたか?」

菅「いや、見てないべ。」

月「あぁ…なるほど。実は昨日、僕と京花と僕の兄の3人で出かけてたんです。」

縁「3人?もう1人いたのか。」

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