第10章 デート当日 その1
月「実際どうなのって…まずどうしてそうなったのか教えてくださいよ。」
田「昨日、京花ちゃんと2人で出かけてたとこ見たんだよ。俺と縁下とスガさんが。」
月「!!(昨日は兄ちゃんもいたはず…。まさか兄ちゃんが飲み物買いに行った時?)」
田「デートしてたんじゃねぇの?」
月「(今日のために一緒に服見に行ったとは言えない…。)…田中さんは、もし僕と京花が付き合ってたらどうするんですか?」
田「は?俺は人の彼女奪うほど嫌なやつじゃねぇよ!」
月「ふーん。まぁ、真相は京花本人から聞いてくださいよ。僕の口からは話せませんから。」
田「どういうことだよ!教えろよ!」
澤「おーい。そろそろ部活始めんぞ!」
月島の口からは言えないってどういう意味だよ。
付き合ってるのを秘密にしてるから、許可なしには言えないってことか?
菅「気になるのはわかるけど、とりあえず、部活に集中すんべ?」
田「ハイっす…。」