第9章 デート前日 その2
菅「気になってることは聞いてみないと真実はわからないべ?」
縁「それに弱気だなんてお前らしくないぞ!いつもみたいに強気で当たって砕けるくらいの気持ちでいけよ!」
菅「いや、砕けちゃダメだべ!笑」
縁「ちょ、それは例えですよ!例え!本当に砕けろだなんて思ってませんて!」
たしかに100%京花ちゃんと月島が付き合ってるって保証はない。
俺にチャンスはあるのか?1%でもいい。いや、それ以下でもかまわない。それが0ではないなら、もし俺にまだチャンスが残ってるのなら、俺はその可能性にかけたい!!
田「俺、やっぱり明日行きます!!そんで京花ちゃんに聞いてみます。直接聞いて、それでもダメだったらそん時にキレイさっぱり諦めるっす。」
菅「おう。それがいいべ!こんな状況で言うのもあれだけど、明日楽しんでこいよ!」
田「はい!」
縁「あっそれと、部活に支障するんじゃないよ。月島に迷惑はかけるなよ。」
田「わかってるよ!」
菅「じゃあ俺ら帰んべ!また明日な。」
縁「じゃーな。」