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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第9章 デート前日 その2


田「はぁ。」


さっき、行くって宣言しちゃったから行くことには行くんだが、もし、もし本当に月島と京花ちゃんが付き合ってるのなら、俺の初恋は失恋ってことだよな…。


俺が初めて好きになった人。


京花ちゃん。


最初、話しかけられただけでも緊張してうまく話せなかった…。
もしかしたら、その時からすでに好きだったのかな。
その時からすでに月島と付き合っていたのかな。


でも京花ちゃんが笑ってくれるなら、幸せでいれるなら、

俺はそれでい…





田「…良くねぇよ。」


これは俺のワガママかもしれない。でも俺は願っている。




月島と付き合ってませんように…。


京花ちゃんを幸せにするのが俺でありますように…。









どうかこの初恋が叶いますように…。
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