第9章 デート前日 その2
この後、俺は後悔するんだ。
月島が隠れて彼女とデートしてるかもしれないというのが事実かどうか確かめたくて…。
田「あっ、やっぱり女子と一緒っすね!」
縁「彼女いたんだな。」
菅「月島カッコイイもんなぁ。でもあの子、誰かに似てるような…。」
縁「確かに。見たことある気がします…。烏野ですかね?」
田「後ろ姿と私服じゃわかんねぇな。」
縁「あっ!」
菅/縁/田「!?!?!?!?」
菅「…泉さん。」
縁「本人ですよね…?」
田「………嘘だろ…。」
月島と付き合ってたのかよ。
なんで…明日が俺とのデートの日だろ!!
縁「一緒にいるからって、ほら、その付き合ってるとは限らないし!」
菅「そうだべ!たまたま会っただけって可能性もあるべ!」
田「……帰りましょう。月島たちに見つかったら気まづいです…。」
菅「お、おう。帰んべ!(どういうことなんだ?泉さんは確かに田中のことが好きなはずなのに…。)」
縁「(月島だって明日が田中と京花ちゃんのデートって知ってるはずだよな。じゃあ何で前日に…?やっぱ何か理由があるな。)」