第2章 出会い
うわぁ。どーしよ。知ってる名前が聞こえたからとっさに声に出しちゃった!月島くん怒ってるっぽい…。ちょっと怖い…。
私「えっと月島くんに用事ではなく…。そのさっきの人が勘違いしてしまって。」
月「…。まぁいいや。で、誰な訳?」
私「え?」
月「だから誰に用なの?今度こそ呼んできてあげる。」
私「えと、その実は名前も学年も知らなくて…。」
月「全く…。馬鹿なの?」
私「ごめんなさい…。」
ガチャ
月「入れば?顔くらいわかるデショ?」
私「うん!ありがとう月島くん!」
月島くん、少し怖いって思ったけど、いい人だ!
月「別に。」
日「なんだよ月島ー。やっぱりお前じゃんかよ!」
西「おい龍!見ろ!女子だ!」
田「オイコラ月島ー!何部室に女子連れ込んでんじゃい!」
月「僕じゃないみたいなんで。それに名前も学年も知らないって言うので顔見た方が早いと思って。」
私「あの!5番さん‼︎」
日/影「ごばんさん??」
私「背番号5番さんです!」