第2章 出会い
私「(ふぅー。もうこんな時間だし、さすがに練習終わってるよね?いるかな?会いたいな………5番さん。)」
今私はバレー部の部室の前にいる。
理由はそう。彼である。
実は昨日見た5番の彼が忘れられず、バレー部の練習が終わるであろう時間まで待っていたのだ。
名前も学年も知らない彼に会いたくて勇気を出して行きます‼︎
私「(よしっ。)」
トントン
私「す、すみませーん。」
ガチャ
澤「はい。ん?どーした?」
私「こんにちは!私、1年5組泉 京花って言います!」
澤「おーい。1年!泉さんが来たぞ。」
日「泉さん?誰だ?おい、影山!お前の知り合いかっ⁉︎」
影「知るかボケッ!山口!お前か⁉︎」
山「ち、ちがうよ。ツッキーじゃない?」
月「うるさい山口。僕じゃないし。」
山「ごめんツッキー!」
日「月島もちがうのかよー。」
私「月島くん?」
澤「月島?いま呼ぶからちょっと待ってて。」
私「え、いや、ちがっ… 。はぁ。」
月「何ため息ついてるの?それとキミ誰?僕たち知り合いだっけ?」
私「いや、私の友達が月島くんと同じクラスで…。あ、私5組の泉 京花です。」
月「ふーん。で、何の用?」