第6章 初メール
俺は2人に今あったことを話した。
縁「つまり京花ちゃんは田中本人からの返信がほしいってことだね。」
田「おう。」
縁「じゃあ送ってやれよ。時間かかってもいいって言ってたんだろ。だったら、ちゃんと自分で考えて送るべきだよ。」
西「そーだぜ龍!さっきは俺が勝手に送っちまってごめんな!」
田「わかった!」
よし。今度はちゃんと自分の言葉で。
京花ちゃんのために。
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
タイミング悪っ!
縁「予鈴だな。ほら、お前たち教室戻れ。田中、あとでちゃんと京花ちゃんにメール送るんだぞ!」
~部活前~
『さっきはほんとにごめん!
俺、最低なことして京花ちゃんのこと傷つけたよな。
でも、俺も京花ちゃんと仲良くしたいって思ってるから迷惑じゃないならこれからよろしくお願いします。
田中 龍之介』
こ、これで大丈夫か?
縁下に確認…いや、ダメだ。
送ってから確認してもらうっていうのは有りか?
と、とりあえず送るか!
チャラン
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