第6章 初メール
田中先輩から返信きた。どーしよ。めっちゃ嬉しい!!
春「ねぇ、田中先輩なんて?」
私「えっと読むね。『よう京花!返事遅くなっちまってごめんな!これからもいっぱい仲良くしよーな!!』だって。」
春「なんかテンション高くない?悩んでた人の文ではないよね。」
私「うーん。本当はこんなかんじの人なのかな?なんか西谷先輩みたい!」
2人は仲良いみたいだし、似てるのかな?
春「西谷先輩って誰?」
私「2年生の先輩だよ。テンション高くて楽しい先輩だよ。」
春「へぇー。とりあえず、返信きてよかった!」
私「うん!そーだ。返信しよっ!」
『返信ありがとうございます。
先輩からのメールすごく嬉しいです(*^^*)
本当の田中先輩って西谷先輩みたいですね! 京花』
ヴヴヴー
西「おい龍!返事きたんじゃないか!?見てみろよ!」
田「お、おう。」
縁「ねぇ、さっきの西谷が打ったってバレたんじゃないの?」
西「そーかー?」
縁「まぁ田中も西谷もあんまり変わんないけど、田中からあんなメールきたのビックリしてんじゃない?それにもしバレてたとしたら京花ちゃんショックだろうねー。田中とメールしたくて連絡先交換したのに、返事は違う人からくるなんて。」
田「!!さっきのメール俺じゃないって言う!」