第6章 初メール
縁「その方がいいよ。自分の気持ちちゃんと話してこい!」
田「おう!行ってくる!」
返信に悩んで遅くなったのに、俺が返信してなきゃ失礼だよな。
俺、最低だった。どーしていいかわかんなくなって、ノヤさんに任せちまった…。ちゃんと謝ろう。
あれ。京花ちゃんってクラスどこだ?
西「なぁ力。俺悪いことしたか?」
縁「うーん。まぁヘタレな田中にはそれくらいいいんじゃない?」
田「おい!」
縁「帰ってくるの早くない?」
田「京花ちゃんのクラス知らない…。」
縁「あぁお前、初日全然話聞いてなかったもんな。」
西「京花は5組だぞ!」
田「おし!今度こそ行ってくる!」
~1年5組~
つ、ついたぞ。
勢いでここまで来たはいいが、呼び出せない…。
(ねぇ、なんか教室のドアのとこに坊主の人立ってるよ。)
(ほんとだ〜。な、なんか怖くない!?)
(不良みたいね。)
そーだった。俺は女子から怖がられるんだった!!
どーすれば、、そうだ!男子!
男子を捕まえて呼んでもらえばいいんだ!
チラッ
(お、おい!こっち見たぞ!)
(俺じゃねーよ!お、お前だろ!)
(やめろよバカ!睨んでんじゃねーか!)
チーン…。
1人できたのが間違いだった。