第5章 清水先輩と“好き”
私「あの、実は私、田中先輩のこと好きみたいなの!///まだピンときてないとこもあるんだけどね、ずっと一緒にいたい、もっとその人のことを知りたいとかそういう気持ちが好きだって。菅原先輩と潔子先輩に聞いたの。」
月/山「…。」
あれ?反応なし?
もっと驚くかと思ってたんだけど…。
私「私今、結構すごいこと言ったよ!?」
山「え、いや、うん。教えてくれてありがとう。」
月「…京花が田中さんを好きなことくらい、もうすでに皆気づいてるデショ。」
私「うそっ!?そーなの!?なんで?」
月「バレバレでしょ。」
私は今日ってかさっき気づいたばっかりなのに、皆はわかってたっていうのー!?なんか悔しい…。
ん?皆ってことは…
私「もしかして田中先輩にもバレてる?」
山「いや、田中さんは気づいてないんじゃないかな。」
よかったぁ。自分の気持ちに気づいてそうそうにバレるなんて最悪だもんね!バレないように気をつけよ!