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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第5章 清水先輩と“好き”


山「京花!お待たせ!」

私「忠!蛍!お疲れさま。」

清「月島。京花ちゃんの家と月島の家、目の前なんでしょ。京花ちゃんのことよろしくね。」

月「え、まぁハイ。」

清「京花ちゃんまたね。よかったらまた見学にきてね。」

私「ありがとうございます!またお話ししましょうね。さようなら!」

月「お先に失礼します。」

山「お疲れ様でしたー。」

清「うん。気をつけてね。バイバイ。」





山「ツッキーと京花の家ってお向かいさんだったの!?俺、初めて知ったよ!?」

私「実は私たちも昨日知ったんだよねー。笑」

山「そーなの?気づかないものなんだね。」

私「あ、でも私引っ越してきたからかも!高校入学と同時に今の家に来たんだー。」

月「それじゃあ気づかなくても変じゃないね。」

私「そーだね。」

山「そーいえば京花、清水先輩と何話してたの?すごい楽しそうだったけど。」

私「ガールズトークだよー。でも特別に蛍と忠には教えてあげるね!」

山「えっ、聞いても大丈夫なの!?」

私「だから蛍と忠は特別なの!他の人には秘密ね?」

山「わ、わかった。」

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