第4章 バレー部と連絡先
清「(ニコッ)」
田/西「き、潔子さんが笑った!!」
考えてることはノヤさんも同じみたいだ。潔子さんの笑顔を見られるなんて!今日は最高に素晴らしい日だ!!
そして俺(とノヤさん)は大地さんに連れられ練習に戻った。
その後も俺の調子が良かったことは言うまでもない…よな?
~練習後~
俺は今部室に戻ろうと思ってノヤさんを探している。
あ、いた。
田「ノヤさ」
西「京花!俺は!?」
俺の言葉は届かなかったみたいだ。大きな声で呼びかけた相手はあの子。
俺は自分にただノヤさんを待ってるだけだ。と言い聞かせ、日向とノヤさんと話すあの子を見ていた。
そこへ月島がやってきた。何を話してるかまでは聞こえないが、すごい楽しそうだ。
俺もあんな風に…。
“モヤァ”
あ、まただ。さっきみたいに心の奥がモヤモヤする。
なんだよこれ!
くっそ!訳わかんねぇよ!
縁「おい!田中!?」