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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第4章 バレー部と連絡先


~田中side~

実は俺、今日1日すごく調子がいい。
理由はわからない。…と言いたいところだが、心当たりが1つある。


それはあの子だ。


月島と山口が連れてきて、今は2階のギャラリーから楽しそうに俺たちバレー部の練習を見ている。


田「オラァァァー!!」

バシーン!

菅「ナイスキー!今日はいつもより調子良いみたいだな!泉さんのおかげかなぁ?(ニヤニヤ)」

田「ち、違いますよ!///」

そう言ってスガさんに否定した割に顔は赤く、熱くなる一方だ。
こんなんじゃ説得力の欠片もねぇ…。

そこであの子の方をチラッと見てみた。あの子は俺じゃなくて他のやつを見ている。

“モヤッ”

ん?なんだ今の?
胸の奥の方…心の奥の方がモヤモヤする。
風邪でもひいたか?

田「…なんだこれ。」


ガラッ


清「ごめん。遅くなった。」

潔子さんがきた!!

田/西「潔子さーん!!お待ちしていましたー!」

清「田中、西谷うるさい。」


おぉ。今日もお美しい…。そう思い、
大地さんと話す潔子さんを見ていたら…


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