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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第2章 出会い



月「僕も名前でいいから。 ツッキーはやめて。」


私の名前を呼ぶのが嫌なんじゃなくて、ツッキーって呼ばれるのが嫌だったんだ。よかった。嫌われてるんじゃないみたい!


私「わかった。じゃあ蛍と忠って呼ぶね!」

山「うん。あ、俺ここ右なんだ!京花は?」

私「私まっすぐ!」

山「じゃあツッキーと一緒だね!また明日ねバイバーイ!」

私「うん。またね!」



月「ん。……家どこなの?」

私「えっと、このまま真っすぐ行って、2つめの角を左で、それから、」

月「一緒だね。」

私「そーなの!?蛍の家もこっちなんだー!もしかしたら近くなのかな?」

月「どーだろうね…?」

私「あ、もーすぐ着くよ!、、、、、ココ!私の家ココだよ!」




月「…嘘デショ。」

私「え?本当だよ?わざわざごめんね。疲れてるのにありがとう!!」






月「こっち、僕んちなんだけど…。」


こっちと言って指を指した方向は、、私の家の前!?!?



私「…えぇぇー!!うそ!?え。月島って書いてある!本当だ!」

月「何コレ。びっくりするんだけど…。」



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