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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第15章 男子会


星「俺は会いたいって思ってるけどね!」

西「ちなみに!どんな奴だ?」

星「えーっとね、素直でいい子だよ。それで、俺より一個下なんだ。」

田「年下っ!」

縁「年下に恋してるのは、田中と同じだね。」

星「え、なになに?龍は片思い中なの?」

西「おう!でもな、一回デートしてるんだぜ!」

縁「あーでもその後、勇気が出なくて進展なしなんだよなぁ。」

田「う、うるせぇー!今は柊の話してたろ!お、俺はどうでもいいんだよ!」

星「まぁまぁ。お互い頑張ろうぜ!」

縁「ほんと頑張れよー。応援してやってるんだから。」

西「そうだぜ!いつまでもグダグダしてんじゃねー!」

星「あはは。何だか力強いね。じゃあそろそろ教室戻ろうか。」







京花…。
まさかまた同じ学校に行けるなんて思ってなかったから嬉しいはずなのに…。
もう俺のこと忘れちゃったのかな?

俺は一目見てわかったのにな。

やっぱり好きな人できたのかな?

そういえば、龍も片思いしてるって言ってたな。しかも年下に。



京花とも知り合いっぽかったけど、まさか…な?

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