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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第15章 男子会


三日前にうちのクラスに転校してきた柊は、すでにクラスの人気者になった。

田「やっぱりイケメンはズリィな。」

星「何々?なんの話してるの?」

田「うおっ!なんだよびっくりするじゃねぇかよ。」

星「ごめんごめん。それよりご飯!食べよーぜ!」


〜屋上〜


星「そういえば、皆って彼女とかいないの?」

田/西「か、彼女ー?!」

縁「彼女かぁ。俺たち部活ばっかりだからなぁ。」

星「なんだ。いないのか」

西「そういうお前はどうなんだよ!」

星「あぁー。俺?俺はね、小さい頃からずっと好きな子がいるんだ。だから彼女はいないよ。」

縁「おー。なんかかっこいいね。」

田「シティボーイは皆、彼女持ちかと思ってたぜ!俺たちの仲間もいるんだな!」

縁「小さい頃からずっとってことは、幼馴染とか?」

星「うーん。まぁそんな感じ?」

西「昔はこっちに住んでたんだよな!ってことは会えるんじゃねーの!?」

星「どうだろうね?戻ってきたら結婚しようって約束してたんだけど、覚えてないかもしれないし、もう既に他に良い人いるかもしれないし。」

田「よく漫画とかであるよな!そういう展開!その子のこと探さねーの?」


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