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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第12章 噂


私「…。」

月「噂が消えるまで待つって考えもあるんだけど、それだと噂を肯定してるみたいで嫌デショ。」

私「うん。」

春「どうにかして皆に信じてもらえればいいんだけど…。」

私「私が言っても信じてもらえなかった…。」

月「僕達2人で一緒に否定すれば、少しは信じてくれる人がいるかもしれない。」

私「確かに!」

春「でもそれって、月島くんと京花が一緒に居ないといけないんでしょ?噂があるのに一緒にいると注目されるんじゃない?」

山「今、京花のクラスに行った時もそうだったもんね。」

春「私、これ以上京花が傷つくようなこと言われるの嫌だよ。」

月「だったら、それ以外の方法考えるけど…何かいい案ある?」

春「…。」

私「春ちゃん、私は大丈夫だよ。それに何もしないより、何かした方が噂は早く消えるかもしれないし!ね、だから蛍やろう!」

山「じゃあこれからはできるだけ一緒に行動した方がいいのかな?」

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