夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第96章 ♑🎋七夕まつり🎋(黒尾鉄朗) 完結
「何書くんですかァ?」
甘い願い事が唇から溢れるのを期待して
それでモヤモヤが晴れるのを
期待して…たのに…。
『内緒や。
こういうモンはな?
ひっそりお願いせか叶わんよ?』
マジか…よ。
サッサと書き上がった
短冊を係の人に渡して
高い所へ吊るしてもらう姫凪
待て、マジ。
モヤモヤ晴れる事なく解散ですかァ!?
『鉄朗?書かへんの?
願い事ないん?』
短冊を握り締めて
佇む俺を
戻って来た姫凪が
小首を傾げて見上げてる
願い事?俺の?
「姫凪…が欲しいデス…」
それしか浮かばない