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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第90章 低温火傷にご注意を(白布賢二郎)生誕記念 完結


「姫凪?」

『…賢二郎も…一緒が…良い』

俺の身体を力の抜けた腕が誘う

「痛いらしいけど?怖くねぇの?」

正直テンパってる
ハジメテだ
突っ込んじまったら
きっと止まれない

『大丈夫…賢二郎なら……』

「泣かしたくねぇけど?」

緊張と不安に張り詰めた空気が

『嬉し泣き、させてよ
賢二郎…大好き…
私を食べて?
ケーキよりは美味しかと思います』

細い腕に引き寄せられ
イタズラなキスで融かされる

見抜いてやったんなら
GJ過ぎる

ま、計算とかじゃなく

『賢二郎に全部あげる
私のハジメテ貰って?』

素で言うお前だから
惚れたんだよな

「俺のは美味くねぇかもよ?」

笑いを返すと

『食べてみなきゃ分かんない!
賢二郎、キテ?』

笑顔に色気が混ざる

強がりじゃない
ただ俺が欲しいって
伝わって来る 

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