夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
「…ってな感じです」
サクラが話し終わると
「へ~桃城やるじゃん!
一目惚れ?姫凪も
もてるんだな~」
岳人が感心したように言った
俺の頭は子供じみた
嫉妬心でいっぱいやった
「侑士?どうした?」
「…別に…ただ…姫凪って隙が
ありすぎちゃうかな~って
思ってな…隙見せるから桃城なんかに
口説かれるねん…もっと
しっかりして欲しいわ…」
ついつい愚痴っぽくなった
すると
「勝手なこと言わないでよ!」
サクラが俺の前に
仁王立ちになって怒鳴った
「お…おぃ…サクラ…」
オロオロしながら言う岳人を
「がっくんは黙ってて!」
一蹴…。そして
「先輩!姫凪だけが悪いの?
距離を置こうって言ったのは先輩でしょ!
その間に姫凪が
誰から迫られようが、先輩に
文句言う権利なんか全然ないわよ!」
「あ…せやけど…」
「あ~!!もぅ!何よ!!先輩なんて!
自分がエッチ出来ないからって僻んでさ!」
「チョット…サクラ…それ」
「なんかムカつく!帰る!」
サクラは台風のように
言うだけ言って帰っていった
「…侑士…すまん…アイツ地雷踏みまくって…」
岳人が呆然とする俺に声を掛ける
「い…いや…サクラ
言う通り…姫凪のせいにして…
器ちっさぁ…」
「侑士…?」
「俺、姫凪と戻るわ
もう離れときたない…」
「それがいいって!」
岳人が明るい声で言った
全く…。サクラに
教えられるとはな…