第84章 嘘と涙の向こうの愛（荒北靖友）生誕記念　完結

「姫凪チャン料理上手だネェ」

『わりと好きみたい人に作るの
食べてくれる人が居たら
作り甲斐あるしね』

小さめの一口すら愛しいとかどうよ？

「じゃあさ、また食わせてよ？」

なんなら色々…

『当たり前じゃん！いつでもどうぞ』

褒められたのが嬉しかったのか
超ご機嫌な顔で笑ってる

ヤベェなコレ。
奇跡二回も起きっかなぁ…

と、欲望で膨らむ下半身を見て思う

とりあえず喋りまくって忘れよう

「そう言えば姫凪チャンさァ
彼氏作らねぇの？」

『…んー
あんまり得意じゃないんだねー…
付き合ったりとか』

オレの問いに困ったような顔で返事してくる