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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結


『うちの近くのコンビニいこ』

「駅前まで?遠くね?
オレ部活あがりで疲れてんだけどォ?」 

不満気に頭を掻く荒北

『でもこの辺コンビニ少ないじゃん?
男だろ、歩けー』

自分こそさっきまでへばってたクセにと
自分で突っ込み入れつつ道を急ぐ

今度こそとコンビニに駆け込み
レジ横をチェック

しかし、無情にも並んでいるのは
肉以外のものだった

「別に今日じゃ無くてもいーぜ?
てかもうベプシだけで良いって」 

ここまで来させといて
それは流石に申し訳ない

迷惑かけた上に無駄足踏ませているなんて
顔向けできないじゃないか

そう言えば今日の晩御飯用の鶏肉が
冷蔵庫の中にある!

『荒北!名案だ!
ウチで作ったの食べていけばいい!』

どうだ!と言わんばかりの顔で見上げると

荒北は細い目を限界まで開いて
コッチを見ていた
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