夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結
「なんとか峠越したか?
あんま心配させんけぇ」
ミヤが私の頭を撫でて笑う
『悪い…こんど埋め合わせするから』
「おぅ。また合コン誘う」
『それはヤダ』
ホント悪い奴じゃないのに
「じゃ、付き合う?」
『それはもっとヤダ』
軽すぎだから。
「ほんに姫凪はツレないのぉ
じゃ、荒北に見つかる前に退散するけぇ」
『ん?なんかマズイの?喧嘩した?』
「喧嘩したくないから帰るんじゃよ」
ミヤは笑いながら去っていった
シッカリしてきた頭でも
相変わらずミヤの言う事は
理解できなかった
まるで荒北が私とミヤに
ヤキモチ妬くみたいじゃないか
あるわけない。
だって会ってまだ2日で
イヤな思いしかさせてないんだから
ミヤが去ってから30分程して
荒北が図書館に入ってきた