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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第13章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)番外編


「任せる」 

俺の声に嬉しそうに笑い
キッチンへ行った姫凪の
背中を見つめる

『コーヒーと紅茶どっちにします?』

キッチンからする声に
引き寄せられるように 
俺の足がそちらへ向かい

「お前の好きな方にしよう」

姫凪を後ろから抱きしめた

『きゃ!ビックリしたぁ…どうしました?』

不思議そうに俺を見上げる姫凪に

「お前の側に居たかった…」

思わず本音が漏れる

『…!』

姫凪の目が大きく開かれる

少し恥ずかしくなり
とっさに離れると

『ダメです…離れないで…私も
今すごく側にいて欲しくなりました…』

姫凪が俺に身体をくっつけ
ニコリと微笑みかけてくる

お前のその顔を見て
側に居るだけで満足出来るわけがない

「姫凪…お茶は後にしないか?」

姫凪の身体をユックリ撫でる
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