夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結
大した会話もないまま
適当に飲んだり食ったり
たまに待宮が悪ふざけしてるのに
突っ込み入れたりしながら
その場を無難に過ごす
本当は色々聞きたかったけど
なんか聞いても
教えて貰えない気しかしなくて
当たり障りない会話で暇を埋めた
ちょうど話題もなくなった頃
姫凪チャンが席を立ち
待宮の背中を指で突いて
そのままトイレの方へ歩いて行った
待宮は少し遅れて立ち上がり
後を追いかける
なんだこれ?
やっぱあの2人出来てんの?
つーか、トイレ行きてぇのに
なんか気まずくね?
でも出るもん仕方ねぇし…
と、ダラダラ後に続く
案の定トイレすぐ横の非常階段付近で
待宮と姫凪チャンが話してる
盗み聞きするつもりなくても
声はオレの耳に届いてきた