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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結


姫凪side

侑士さんの隣に並んで歩いた
前以上にドキドキした
さっき抱きしめられたせい?
それともマダ怖いから?

どっちも違う気がした

繋いでない手がやけに
寂しく感じて、侑士さんに
触れたいって思った
背の高い侑士さんの声は
私の頭から降ってくるように聞こえる

その声を耳元で感じたいって
思った…私の中で何かが
変わったのかもしれない

「姫凪桃城と知り合いやったん?」

侑士さんが口を開いた

『知り合い?ってゆうか…
この前ぶつかっちゃった時に話しただけで…』

「そっか…そんでナンパされたわけやな…」

『えぇ!?ナンパとかじゃないです!!多分…』

アタフタと取り乱す私の
頭を侑士さんはクシャクシャっと撫でて

「そないに必死にならんでも」

と、笑った
久々に間近で見た侑士さんの
笑顔は私の頬を赤く染める

『あの…侑士さん…えっと…』

「ん?どないしたん??」

侑士さんが撫でるのをやめて
また少し距離を置いた
離れた手にしがみ付きたくなる
やめて欲しくない…
もっと撫でていて欲しかった
でも私には伝える方法が
解らなくて

『あの…試合頑張って下さい』

と、だけ言った

「姫凪の前やもん負けられへんよ」

侑士さんが笑う

侑士さん…もう離れてるのは
イヤです…今すぐにでも
隣に戻りたい…駄目ですか?
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