夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
侑士side
部室に行く途中姫凪の
教室の前を通ってみた
サクラと笑ってる
姫凪が目に入った
良かった…トリアエズ元気なんや
でも暫くテニス部には来ーへんねやろうな…
やっぱり少し寂しいな…
「侑士姫凪チャンと別れたってホントか!?」
部室に着くと岳人が大慌てで
飛びついてきた
「別れてへん!てゆーか何で
岳人が知ってるん?」
「え!?あ~噂だ!噂!深く聞くな」
岳人がしどろもどろになった
何かあやしいな~…
「がっくん?俺にな~んか隠してるやろ?」
「う…噂になってんのは本当だぞ!
でも…聞いたのは
松岡サクラから…?」
俺は思いもかけない返答に
目が点になった
「サクラ!?ってあの?」
アイツなら誰よりも早く情報は
回るやろうけど…
何で岳人とサクラが?
確かに部活の時とかたまに
話してるのは知ってたけど…
「自分ら…もしかして…」
「昨日告ってさ…でもまさか
侑士達が別れたなんて…」
「別れてへんわ!ただ暫く距離置くだけや!
縁起でもない事言うなや~」
「そうなのか?サクラが
カナリ怒ってたしテッキリ
別れちまったのかと…」
怒ってた…?怖…アイツとも暫く
顔合わせんほうが良いかもな
なんて事を考えながら
コートに出ると
相変わらず凄いギャラリー
一瞥してみるけどヤッパリ
姫凪の姿もサクラの姿もなかった
「お前ら!遅いぞ!」
跡部の怒鳴る声が響く
「ん、あぁ…すまん」
「さっさとアップしやがれ!」
機嫌最悪や…
理由は聞かんでもわかるけど
これからの練習が恐怖やわ
案の定、拷問のような練習メニュー
姫凪が居らんだけで
いつもの何倍もキツク感じる
姫凪が見てるだけで
自分がどんだけ
気合い入ってたか痛感した
地獄の様な練習が終わり岳人と下校