夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第69章 ☆キイロに染まる刻(御堂筋翔)生誕記念 完結
久屋の家でも
美味しいご飯は食べてる
暖かい湯気も
いつもあるのに
違う
『お待たせ!
食べよ?』
「そやね…」
『あ……』
「なん?」
大きな目が垂れて
三日月みたいになって
『お誕生日おめでとう翔くん
めっちゃ好き!』
ボクは
ふわりとキイロに包まれた
そう。
これが違い。
ボクにキイロをくれるんは
母さんの思い出と
姫凪だけや。
「ん、おおきに。」
『プレゼントな
買いに行けんかったんよ
せやから…』
アホ。要らん。
この時間で十分…
『私…を、あげる……』
十分のはずやったのに
「ほー?病み上がりやのに
そんな事言うてえぇのん?
手加減出来んよ?」
欲張りになってまうやろ