夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第69章 ☆キイロに染まる刻(御堂筋翔)生誕記念 完結
手を繋いで帰る道
シンシンと冷える地面が
足の裏の感覚を奪って行く
「寒ないか?」
『うん、平気。
翔くんは?』
「ボクは男の子やからね
それに…」
姫凪の肩を
ギュッと抱き寄せる
「キミが赤ちゃんみたぁに
あっついから
丁度エエよ…離れんとき…」
足を揃えて歩くなんか
ありえへんと思ってたけど
悪ないね
キミとなら。
姫凪のペースで歩き
見慣れた部屋に上がる
暖かいコーヒーを啜り
姫凪の作る
晩御飯を待つ
ほんの数日無かった日常に
胸が熱なるとか
ボク…キモ……。