夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第69章 ☆キイロに染まる刻(御堂筋翔)生誕記念 完結
「電話くらい出来たやろ…」
『声聞いたら逢いたなる
しかもガラガラの声とか
恥ずかしいわ…
ゲリラみたいやろ?』
「ゴジラ言いたいん、それ?
ボケてんの?」
『せや、笑ろてや?』
くぅだらん。
笑えへんわ。
「出直し」
『笑ってる顔みたいよ?
翔くん…ちゃんと…見せて…顔』
手を伸ばして
ユックリ立ち上がる姫凪
頬に触れる熱い手は
あの夏の
母さんの手とよく似てる
広がるキイロ
アカン。アカンねん。
なんでボクが俯いてたか
分からんのか?
鈍感やな…相変わらず…
『翔くん?目、赤い…』
みっともない。
嬉しくて泣きそう、とか。