• テキストサイズ

夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第69章 ☆キイロに染まる刻(御堂筋翔)生誕記念 完結


俯いてズズッと
鼻を啜ると

『アレ?
もう練習終わりなん?
ローラーの時間やと
思って走って来てんけど…』

目の前で声がする

「なんで、居るん?」

ボクは俯いたまた
その声に応える

『アカンの?
逢いたかったから
来てんけど………』

「インフルエンザは?」

『治ったよ
もう死ぬかと思った!』

明るい声が
更にボクを俯かせる

「そんなシンドかったん?」

『んー…熱もやけど……』

姫凪の声が更に近くなって
ボクの目に靴が二足映った

「近いわ…退き…キモ…」

『嫌や…翔くんに…
逢いたくて…堪らんかったんよ?
熱も辛いけど…
顔見られへんのが
一番辛かったんやから』

足元にしゃがむ姫凪
覗く笑顔には
涙が滲んでる
/ 6562ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp