夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
今日もいつも通り三人仲良く
ご登校…姫凪は
いつも通り最高に可愛い
ただ俺の体調は
この上なく最悪
頭フラフラする…授業もなんも
上の空。保健室で計った
熱見て早退決定
ボーっとする頭抱えて家路に着いた
薬飲んでも中々良くならん
腹減ってんのに誰も居らん
あ~姫凪が居ったらな
なんて呆けた事考えとったら
”ピンポ~ン”
玄関のチャイムが鳴った
「誰です~?新聞ならいらんよ」
『いえ…新聞ではなくて…
跡部ですけど…』
はぃい?女声の跡部って…
「姫凪!?」
勢いよくドアを開けると
姫凪が買い物袋を
下げて立っていた
『あの…向日先輩に
侑士さんが重病で早退した
って聞いて…心配で…』
ナイス岳人!ナイス俺の発熱!
「おおきに…トリアエズ入り?」
姫凪を招き入れる
姫凪は重そうな
買い物袋を広げて
カットフルーツなどを差し出す
『食欲ありますか?』
姫凪が心配そうに
俺を見つめる
食欲以外の欲もありますけど?
なんて心の中でボケてみる
でもこの姫さんに言える訳無く
「あるよ…めっちゃ…」
と、当たり障り無く答える
『良かったぁ何か作りますね
雑炊とかなら食べれますか?』
姫凪が笑い掛けてくる
「あぁ…食べたい…」
色んな意味を込めて…みる
けど…
『少し待ってて下さいね♪
スグ出来ますから♪』
やっぱり解ってないなぁ…
ウキウキしながらエプロンまいて
キッチンに立っとる
小さい後姿が目の前で
チョコチョコ動いてる
あかん…めっちゃ愛くるしい・・