第37章 ♉オマエとオレの一生分（木兎光太郎）完結

「姫凪〜…やばい…
一回じゃ全然足んねぇ…
姫凪と抱き合ってるだけで
また勃ってきてる……」

股の間に座らせた
姫凪のお尻に
ツンツンと自身をぶつける

『回復早い！私まだ…』

ビビって身体を離して
立ち上がった姫凪を

「逃しません」

引き寄せて胸に埋め
抱き締める

『でもまだホントに…』

泣きそうな姫凪に

「ここでは我慢する！
続きは部屋に帰ってからにする！」

精一杯の妥協案

『【今日は】じゃないのね？』

呆れたように言いながらも
目は少しキラキラしてるから

「それじゃお前も
足りねぇくせに♡」

なんて笑ってやる