第37章 ♉オマエとオレの一生分（木兎光太郎）完結

「優しく出来るかは
分かんねぇ…正直余裕もねぇし……
オマエと繋がりたくて
暴走寸前だかんな」

姫凪のナカに
刺激を送り続けながら話す

「ただ…全力で…
オマエだけって伝えたいから…
一秒でも早く抱きたい
だから…泣くなよ…
俺に愛されてるの…感じねぇ？」

グィグィと奥の壁を引っ掻き
敏感に反応した所に
集中的に刺激を送ると

ビクンと大きく身体が波打って
姫凪の力が抜けていく

「どう？感じた？？」

クタクタになって
俺にしがみつく姫凪に

チュッとキスを送ると

『つた…わら…ない…』

涙目が俺を映す