第11章 ♡ヨカニセ？ブニセ？（岩泉一）続編　　完結

『…勉強……』

「ア゛？」

『わかんなかったら聞きにきなよ
2年の範囲位なら教えられるよ』

「…でもまた岩泉さんに…」

『大丈夫だよ、チャント言ったら
わかってくれるよ』

コレは私の希望だ
はじめちゃんなら大丈夫って思いたい

「…そうスか。じゃあ…」

京谷くんが携帯を差し出す　

「……LINE。」

『あ、うん』

携帯を振り合いLINEの交換を
済ませて別れた

及川くんとも他の3年生のバレー部員とも
LINE交換はしてるし

これ位ならはじめちゃんも怒らないと思う
勉強教えるのも二人きりに
ならなければ
きっと大丈夫だよね？

家に着いてはじめちゃんに
LINEを送る

スグに返事が来た
練習後お見舞いに来てくれる、って。

今日の強引なはじめちゃんを
思い出してなかなか返事が出来ない　
今日はもう断ろう。

そう思ってLINEを入れる

でも、しばらくして冷静になると
ヤッパリ逢いたくなって
強引な怖い顔じゃない
はじめちゃんを見たくて
逢いたいってLINEを送った　　

お仕置きされる要素もない
きっと今日はもう無理矢理される事は
ないと思う

はじめちゃんとユックリ話したい
エッチだけじゃないって
そんなのしなくても
チャント愛されてるって安心したかった