夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第10章 ◎俺の素顔③(忍足侑士✣続編)完結
「姫凪~??」
『・・・・・・・』
やっぱ、問題はこっちやんなぁ・・
ベッドの上で膝を抱える姫凪
眉間には深いしわが寄ってる
「なぁ、姫凪」
『…イヤ…。』
肩を抱いた手が弾かれた
めっちゃ怒ってる…
「話聞いてや、あれは先生がイキナリ…」
『解ってます。でも…今度ユックリって』
「あんなん本気にすんなや
その場しのぎやんか、次なんかないよ
俺が姫凪意外を抱くと思う?
ありえへんって、ホンマに!」
再び抱き寄せても姫凪は
俯いて首を振るだけ。そして
『戻らないと…』
と立ち上がり出て行った
あかん…俺の信用ガタ落ちや…
頭真っ白のまま部活が始まる。
勿論やってられる訳が無い
上の空で居ると
「おい、忍足姫凪が変だ
なんかしたのか?」
イキナリ跡部に凄まれた
「なんも…。スマン。今日帰ってえぇ?
マヂで死にそう・・・・」
「…仕方ねぇな。おい姫凪!
オマエも忍足と一緒に今日は帰れ!」
おいおい…わざとか?!
この状況見て一緒に!?
気まずいなんてモンやない
『はい。兄様』
こんな時にでも兄様には素直やな…
「姫凪、おいで。帰るで」
『はい…』
黙ったまま暫く歩く
あ~空気が重い・・
『あの…侑士さん…今日・・』
そんな中姫凪が口を開いた
「ん?」
1人で帰るって言われるンやろな~
まぁ、しゃあないけど…
『えっと…今日、お部屋に行っても…
いいでしょうか…?』
え!?今なんて?