夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第10章 ◎俺の素顔③(忍足侑士✣続編)完結
「いや、平気です…センセー優しいなぁ
(俺、優しい人好きやわぁ…)」
コソッと付け足して笑うと
「もぅ!忍足君!早く行って来なさい!」
と、顔を赤くする
ハイ。一丁上がり(笑)
まんまと抜け出して
俺は保健室で姫凪が来るのを待った
LINE見たら速攻来るはずや
『侑士さ~ん?姫凪です…』
ビンゴ!素直でヨロシイ(笑)
「姫凪…早く来て?」
『侑士さん!?大丈夫ですか?!』
慌ててカーテンを開けた手を
「もう、限界♡」
と引き寄せる
『きゃッ!侑士さん?!あの…気分は?!』
俺の上に倒れこんだ姫凪は
大きな目を開けて俺を見上げてる
「んー?最高に気持ちえぇよ~?
姫凪温いし♡ 」
俺が笑うと、チョット怖い顔で
『…仮病…ですか?』
と言う。真面目な姫さんやな
「ちゃうよ、姫凪に逢いたくて
死にそうやってんから」
『チョット前まで一緒でしたけど…』
あら?まだご機嫌斜めなん?
「むくれた顔は似合わんよ?
なぁ、機嫌直してぇや…」
耳元に息を吹きかけると
『ンん…知りません…侑士さんの…バカ』
赤い顔でツンと横を向く
無理してンのわかるよ?
「あれ?顔赤いで?姫凪…
熱あるンちゃう?」
首筋を唇でなぞると
『ァ…ヤァ…ん』
首を竦めて甘い声が上がった
「息まで上がってる…重病?
調べたる。こっち向き?」
体を起こし姫凪を膝に乗せる
『侑士さん!?あの…下ろして!?』
「診察済んだらな?アカン…
どんどん赤くなってるやん」
頬を撫でると目をギュッと瞑って
俯く。やばいなぁ…その顔
めっちゃエロイ…