夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結
『本当にいいの?話…聞いてくれる?』
東堂くんに目を向ける
「もちろんだ!俺は女子の味方だからな!」
東堂くんの笑顔が胸に突き刺さる。
私は東堂くんに着いていった
こんがらがったままの
感情を解きほぐして欲しかった
一瞬荒北くんの顔が浮かんだけど
私の足は止まらなかった
「ここなのだよ!さ、裏口からで悪いが
上がってくれ」
辿り着いたのは東堂庵
という大きな温泉旅館
『す…すっごいね!
お家で温泉なんて素敵!』
「ここは客人のモノだから
温泉には入れてやれないが
離れの部屋でもてなそう。こっちだ」
通されたのは使用人の
仮眠室らしくベッドと
最小限の家具が置かれていた
「俺の部屋でも良かったんだが
ここの方が静かなのでな
で?なにがあった?」
出されたお茶は暖かく心が落ち着いてきた
そして私は話した今まであった事を