夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結
『呼びつけてすいません』
姫凪が顔を出す
「俺も逢いたかったから…」
『どうぞ』
姫凪に手を引かれて
部屋に入る
「姫凪、さっきはゴメンな
一方的スギた。姫凪の
気持ちチャント聞くから話して…」
俺が手を握りかえすと
『あの…私、侑士さんが、その…
遊んでたって聞いちゃって…
凄く嫉妬しました。私もその内の
1人なのかなって思ったり…』
小さい声で話す
「一緒なわけないやんか…俺を
こんなに夢中にさせるんは
姫凪しかおらんよ…
気を引きたくて強引になったり…
辛い思いさしたり…ゴメン…」
俺の声も消えそうに小さい
握ってる手も震えてくる
『嫌われてたんじゃないんですね
よかった・・・』
姫凪が俺の胸に
顔を埋めてきた
「嫌いになんかなれる訳無い…
オマエがおらな俺はアカンねん…」
いつもより優しく頭を撫で
抱きしめる。そしてキスをしようと
顔を近づけたその時
『あ…!チョット待って下さい!』
姫凪が俺の口元を
押さえていった
「え・・?なんで?」
びっくりして言うと
『私…実はケンヤさんに…キス…
されちゃいました…ごめんなさい!」
姫凪が頭をさげる
イキナリの告白に
「それは…どういった状況で?」
無意識に口が動く
『私が侑士さんをスキっていったら
ムリヤリ…ゴメンナサイッ!…でも!』
姫凪は急に顔を上げ
『私が好きなのは侑士さんです!
キスされてもケンヤさんに心が
動いたりしなかったです!だから…
あの、なかった事にして下さい!!』
俺の目を真っ直ぐ見て言った
姫凪の大胆な発言は
俺の止まってた頭を動かした
「あっはっは!!姫凪…
オマエ…オモロすぎ!あかん…ホンマ
め~っちゃ かわえぇ!!」
一見、理不尽で一方的で
わがままな発言でも
姫凪が言えばこんなに
可愛く思える