夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結
-侑士side-
アカン・・どないしょ・・
絶対嫌われた…
言われてみたら確かに最近
嫉妬でイラつたまんま強引に
抱いたり、気を引きたくて
わざと冷たくしたり…そんな事
ばっかりしとった
でも、それは姫凪の事
好きやから…って、そんな事
伝わらんよなぁ・・
わかってるハズやったのに・・
ゴメンな姫凪
俺が悪かった・・
打ちひしがれた想いで家に帰ると
部屋から出てくるケンヤにあった
「おかえり。なんやユーシ
エライ凹んでるやん」
そう言うケンヤもかなり
凹んでる様に見える
「まぁな、オマエこそガチ凹みやん
目、赤いで?」
「あ~わかる?失恋した・・」
ケンヤがソファーにばったりと
倒れこむ。失恋?相手は…?
「姫凪に告ったん?」
「おん…思いっ切りフラレタ
色々やったけど、アカンかった
お手上げや・・・」
「色々って!?何してン!ちゅーか
姫凪に何吹き込んだン!?」
「教えたらん。姫凪に
直接聞けや。俺は事実しか
話してないよ」
事実?って過去の事バラしたんか…
そりゃそんなん知ったら
姫凪が引くンは当然や
遊ばれてるとか思ったかも…
違うのに…
あ゛~マヂで何してくれてんねん
ケンヤのドアホ!
俺の頭はパニックやった
そんな俺を見たケンヤは
「ぷっっ!!何やその顔!!
そんな焦った顔初めて見た!
どんなけ姫凪が
好きやねん!(笑)」
と、吹き出して大爆笑しだした
「笑いすぎや・・しゃーないやろ・・
もうあかんわ…終わった・・」
笑い続けるケンヤの横で
俺はどんどん暗くなる。すると
「オマエ、それマヂで言うてるん?
俺、思いっきりフラレタって
言わんかったっけ??!」
ケンヤがため息をつきながら睨む