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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結


「そんなん言うなや。暑いし
トリアエズどっか入ろうや」

姫凪の手を握ると

『いい加減にして下さい!』

思いっきり手を振り払われた

「姫凪?」

『何でそんなに強引なんですか?
私は侑士さんが好きだって
言ってるじゃないですか…』

「知ってるって。でも俺かって
姫凪が好きなんや」

『信じられません。そんな事…
逢ったばっかりなのに』

「しゃーないやろ。ホンマやもん
ユーシから奪いたい」

『困ります!』

姫凪が俯いて言う

「ゴメン…そんな顔せんといて…
なぁ、ホンマ少しでイイねん話そう?」

そういうと姫凪は黙って
頷く俺らは近くの店に入った

『あの、ケンヤさん…』

席に着くなり姫凪が
口を開く
言いたいことは解ってる

「迷惑なんは、よー解ったから。
それ以上云わんといて。これでも
凹んでんねんから」

『ごめんなさい・・』

姫凪は静かに頭を下げた

「なぁ、ユーシ心配してたで
電話出てへんねやろ?」

『出れなくって…風邪だって
嘘ついちゃったし、それに…』

「俺があんな事したからやな…
ほんまゴメンな」

『いえ…もういいです。済んだこと
ですから…』

アホ。優しすぎやわ
もっと怒ってもええのに・・
ほんまエェ子やな、おまえは・・

「姫凪えぇ子すぎや
諦めたくなくなるやん。なぁ、
もう一回だけキスしてエェか?」

『ダメです!!!』

「ハハッ、そんなに思いっきり
言うなや(笑)あ~ぁ、もうエェわ
降参や…今までゴメンな?」

俺が頭を下げると

「ハイ。もうあんな事しないなら
許してあげます(笑)』

姫凪はニコリと笑った
しゃーない。諦めるしかないよな
俺が好きになったんは
この笑顔やし。この笑顔が
曇るような事はもうしたないし。

「ほな、帰ろうか。送るわ」

『いえ。大丈夫です。じゃ、サヨナラ』

姫凪は振り向かずに
去っていった

なぁ、俺はヤッパリまだお前が
好きやけど
もう押し付けたりせーへんよ
だから、また笑って欲しい
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